近年バズリクソンズが製作するA-2は、ホースハイドの荒々しい表情がダイレクトに出るような仕上げ方法をとっています。
元来瑕疵の多いホースハイドはラッカー仕上げで小傷を隠すのが一般的ですが、天然皮革の持ち味を強調するため、あえてそれをしておりません。
このポーキープシー社実名A-2も、タンニン鞣しした革にワックスを塗り込んで仕上げ、皺や微妙な色ムラもそのままに製品化されております。
お買い上げいただいて半年ほどですが、着用頻度が高いため、すでに各部に着用皺が刻まれ、凸部はテカりはじめ、長年着込んだような風格が出ております。
今回リブの小穴の補修でお預かりいたしました。