ビュイック始末記(燃料ポンプ編)

ビュイック始末記(燃料ポンプ編)
WEBショップをやっていながら、自分がWEBで買い物をすることはあまりありません。しかしアメ車関連のパーツは、近場で現物販売しているところなど皆無なので、たびたび利用しています。今回たまたま覗いたサイトに出物があったので、発作的に購入してしまいました。
画像を見て、このカタツムリのような金属の塊がフュエルポンプだとわかる方は、旧車に精通した方だとおもいます。この機械式のポンプは、エンジンブロックの側面にマウントされ、カムの動きに連動してピコピコとガソリンを汲み上げてキャブレターに送り込むのです。そんなに簡単に壊れるパーツではありませんが、いつかは内部のダイヤフラムが破損します。走行前には点検しようがないのですが、ポンプが壊れればその時点で不動になってしまうので、幹線道路を走行中だったりするとやっかいです。私は予備を買い込んでおいて、4年おきに車検のついでに新品交換する事にしています。ありがたいことにGMの60年代車のパーツは社外の汎用品がたくさん出ていて、安く購入出来るのです。そして車種が違っていても、排気量が近ければ流用出来るケースが多いのです。今回は国内のパーツ屋さんでAIRTEX社のものを購入しましたが、海外通販より安くて送料含めても3000円以下でした。見込みで購入しましたが、現在付いているCARTER社のものと形状もたいして違わず、問題なく使用出来ます。
旧車の維持管理にはそれなりのコストはかかりますが、アメ車の場合、パーツ代に関しては日本や欧州の旧車よりも安くすむ事が多いのです。