初秋の三ヶ根山・殉国七士廟再訪

初秋の三ヶ根山・殉国七士廟再訪
昨日の休業日、ひとりでドライブを兼ねて三ヶ根山山頂に向かった。
知多半島から海底トンネルで西三河に抜ければ、西尾市の三ヶ根山までは大した距離ではない。スカイラインの入り口近くのコンビニでお供えの日本酒を買い、頂上に向かう。急勾配の舗装路をグリグリと登り、料金所を過ぎると絶景が目の前に広がる。
霧もかかっておらず、三河湾がスッキリ見渡せる気持ちの良い日であった。

画像1/山頂に沿った道を脇に入ると、殉国七士廟の入り口がある。岸信介元首相の揮毫によるリッパな石柱。

画像2/私が訪れた昼前には誰もいなかったが、沢山のお酒と、新しい白菊が供えられていた。

画像3/少し離れた場所にある比島観音。この周辺にも沢山の慰霊碑が立ち並ぶ。

画像4/絶景スポットから見た蒲郡側の風景。一人で来る時はベンチに腰掛けて読書するのもいいかも…。

画像5/お世話になっている廟の案内人Iさんの休憩所で、山の恵み「あけび」をごちそうになった。中のゼリー状の身はスプーンで掬って食す。初めて食べたが、バナナのような食感でほのかに甘い。

画像6/その皮部分は天ぷらで食す。ほろ苦い。ピーマンのように肉詰めにも使うらしい。

注)殉国七士廟には戦勝国の報復裁判でA級戦犯とされた東条大将以下七人の戦争指導者のご遺骨が眠っている。これは埋葬を許可しなかった米軍から有志が奪還し、紆余曲折を経てここに安置される事になった。この七人のA級戦犯とされた方々は靖国神社に合祀されているが、それについて特定の国が不当に干渉してくるのは周知のとおり。