本日の修理品

本日の修理品
今回の修理もよくご相談いただくケースです。

画像1/綿糸縫製のデニムでは最もダメージを受けやすいのが股ぐり部分。

画像2/擦り切れたところをカケツギし、補強テープで縫い代をくるみ込んで始末します。

画像3/ポケットの袋布(スレキ)も穴が空いていて小銭が落ちてしまう状態です。

画像4/袋布をポケット口から引き出して中表の状態にし、穴から上の位置で地縫いします。穴の空いた部分は切り取ってしまい、ひっくり返して補強のコバステッチで完了。カットした分ポケットは浅くなります。

デニム製品のリペアについて、電話やメールで料金、納期等お問い合わせをいただくことがありますが、以下の点をあらかじめご了承ください。

*料金について
修理品の状態は千差万別ですので、正確な金額は店頭で見積もってみないとわかりません。ご呈示した見積もり金額でご了解いただいてから作業に入ります。

*納期について
可能な限り迅速、丁寧を心がけておりますが、人手もスペースも限られた中で対応しておりますので、いつでもすぐに対応出来るわけではありません。また、たて込んでいる時期には、当然ながら自店で販売した商品を優先的に扱います。

*リペアをお受け出来ないケース
洗濯されていない製品の汚れ、ほこりは機械の故障原因となりますので、洗い上がりの状態以外はお受けしかねます。