パッチ縫い付け

パッチ縫い付け
今回はA-2へのパッチ縫い付けですが、左胸には前パッチを取り外したミシン跡(直径13,5センチ)が残っています。
今回取り付ける刺繍パッチは直径が12センチ強で、この大きさで元のステッチ痕をカバーすることは出来ないので、レザーで台座を作って径を大きくします。刺繍周りにトリミングを付ける方法もありますが、今回はお客様の御要望でこの方法としました。

画像1/台座にはホースハイドを使用。刺繍パッチが真円ではないので、まず台座に仮留めし、革を大きめにカット。

画像2/粗断ちした革に刺繍パッチを縫い付ける。

画像3/革の縁が等幅になるように外回りをカット。ステッチ痕をカバー出来るギリギリの大きさ。

画像4/元のステッチ痕のわずかに外側に縫い付ける。

画像5/完成。