ビュイック始末記(自動車検査編)
今回は車両引き取りから車検を通して納車されるまで丸々二ヶ月もかかってしまった。
リアの足まわりの整備の他、ラジエターも寿命が近づいていたようで、取り外してレストアされて戻ってきた。さらに以前、ヘッドライトのスイッチの台座が破損して、応急的に接着剤でダッシュパネルに固定するという荒技でしのいできたが、ここは古いカマロのパーツをうまく加工して全く違和感無く修理してくれている。こういうところが古い車を扱い慣れたプロフェッショナルの仕事である。
ガレージ井口さんは、海外からパーツを購入することなどまず無かった時代からアメ車整備に携わっていて、手元にパーツが無ければ他車のパーツを流用するのはお手のものなのだ。こういうのはパーツをマニュアル通りに交換する車両整備とは全く違う能力が必要なのは言うまでもない。
最近はアメ車のみならずフェラーリやランボルギーニといったスーパーカーの修理も請け負っていて、とっても忙しそうにしている。これらはおそろしく整備性が悪く、手間がかかって仕方がないと言っていた。さすがイタリア人の作った車である。後先のことをきちんと考えない民族的性格がこんなところにもいかんなく発揮されているのだ。
画像2/ショックアブソーバーは黒塗りのモンローのものに替えられた。
画像3/コアが新品交換され、キャップも新しくなったラジエター。
画像4/一番手前がヘッドライトのスイッチ。この台座部分はカマロのもの。形状はほとんど変わらない。もともと付いていたものはプラスチックに真空鍍金されていたが、これはアンチモニに鍍金されており丈夫そう。
リアの足まわりの整備の他、ラジエターも寿命が近づいていたようで、取り外してレストアされて戻ってきた。さらに以前、ヘッドライトのスイッチの台座が破損して、応急的に接着剤でダッシュパネルに固定するという荒技でしのいできたが、ここは古いカマロのパーツをうまく加工して全く違和感無く修理してくれている。こういうところが古い車を扱い慣れたプロフェッショナルの仕事である。
ガレージ井口さんは、海外からパーツを購入することなどまず無かった時代からアメ車整備に携わっていて、手元にパーツが無ければ他車のパーツを流用するのはお手のものなのだ。こういうのはパーツをマニュアル通りに交換する車両整備とは全く違う能力が必要なのは言うまでもない。
最近はアメ車のみならずフェラーリやランボルギーニといったスーパーカーの修理も請け負っていて、とっても忙しそうにしている。これらはおそろしく整備性が悪く、手間がかかって仕方がないと言っていた。さすがイタリア人の作った車である。後先のことをきちんと考えない民族的性格がこんなところにもいかんなく発揮されているのだ。
画像2/ショックアブソーバーは黒塗りのモンローのものに替えられた。
画像3/コアが新品交換され、キャップも新しくなったラジエター。
画像4/一番手前がヘッドライトのスイッチ。この台座部分はカマロのもの。形状はほとんど変わらない。もともと付いていたものはプラスチックに真空鍍金されていたが、これはアンチモニに鍍金されており丈夫そう。